こんにちは、音楽教室あもーるの浅田亮太です♪
当教室が目指す、教室とは。
それは、
ただ楽器のスキルだけを高める教室ではなく、
「無限の可能性を広げよう、信じよう」をコンセプトに、
ここで学んでいただいたことが音楽以外の様々な場にも活かされるような教室です。
人が目標に向かって進み、達成をして喜ぶ姿は、いつ見ても良いですね。
この姿、そこまでの過程を見たくて教室活動をやっているようなものです。
あもーるのレッスンでは、あまり「教える」ことをしません。
1から10までを全て教えるのではなく、
自分で自分なりの答えを見つけられるように「導く」ことを意識しています。
なのでこちら側は、「伝える」よりも「自分で喋らせる」ことの方が多い時もよくあります。
一見、そっちの方が上達が遅いのでは?と感じるかもしれませんね。
しかし、そんなことはありません。
実際に生徒さん達に対して実践してみた結果、
初めは1だけ話したら1も理解できなかったのに、
それを根気よく続けていくと、
1話しただけで2、5、8・・・と理解できるようになってきたんです。
それだけではなく、10までをこちらが教えるよりも、それぞれに個性が生まれて、
やる毎に表現力や感性がどんどん磨かれていくのが分かります。
自分で考えて理解しようとするため、理解度や深みも大きく変わってきます。
もう一つ、レッスンで意識していること。
それは、レッスンで曲の練習をし、演奏が終わる度に
いきなりアドバイスをするのではなく、まずは
「今の自分の演奏はどうだった?」と聞くこと。
いちいち聞くんですね。(必ず毎回そうするわけではありません。)
音楽には正解がないので、自分が「これだ!」と思った表現で奏でることができたら、
それが正解です。
なので、同じ曲を演奏しても、人によって雰囲気がガラッと変わってとても面白いです。
人には皆、発想力や創造力に個性があって、
「今の自分の演奏はどうだった?」に対する答えも様々で、
私には思いつかないような発言が出てきたりもするので、いつも驚かされます。
しかし、この
「今の自分の演奏はどうだった?」
の答え。
実は何人に聞いても、子どもに聞いても大人に聞いても、
こちらが指摘をする前まで、ある共通する傾向があるんです。
それは、
自分の失敗したところだけに目を向けた感想を述べる
という傾向です。
「今はどこがいけなかった?」とか
「反省会をしよう!」なんて言っているわけではないのに、
多くの生徒さんは、
「ここがいけなかった」という風に自分の演奏をマイナスに振り返るんです。
もちろん、それが悪いわけではない、むしろ、
反省点を自分で見つけて次に活かすことは重要です。
しかし、
そこだけにしか目を向けることができないと、
今持っている大切な個性を十分に伸ばすことはできません。
できないことをできるようにすることも大事だけど、私は、
今持っている自分の長所を見つけ出して、そこを更に伸ばして欲しいと願っています。
そこで、
「反省をすることも大切だけど、
まずは自分の良かったところに目を向けて感想を言ってみよう」
と指摘をします。
そうすると、
「う~ん、ない。」なんて答えが多いんです。
ほとんどの人がそのような傾向にありますが(自分を褒めるのが恥ずかしいだけ!?)、
一つでも良いところを見つけようとする意識を繰り返すと、
次第に発言も変わってきます。
「ここがこう良かったから自信がついた!あとはこうなると更に良くなると思う!よし、もっかい!」
「もう簡単!今度はこういう風に表現してみようかな!」
意識が変わると、発言が変わり行動が変わり、結果が変わります。
生徒さん達の目が輝き出しました。
自信がついてモチベーションも更に更にアップ。
技術の向上はもちろんですが、その人にしか出せない魅力的な音を出せるようにもなりました。
特別なことを教えてはいないのに(ここが重要です)、
気持ちの面も技術も個性も、猛スピードで高まっていきます。
と、このように、
着眼点を変えるだけで、未来の結果はどんどん変わってくるんですね。
常にプラスのイメージを作ったり、自分の良いところを褒めて自分自身を認めてあげること。
これらも大切にしていきたいな、と思います♪
自分をもっと好きになって、たくさんの可能性を広げていってもらいたい。
そんな気持ちで今日もレッスンへ出発です♪
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