今回は主にお子様の体験レッスンの場合のお話です。
当教室の体験レッスンの入会率の目標は90%です!
受けられる方にも様々なご都合があるので、必ずしも入会率の数字が低いほどその先生の体験レッスンの質に問題がある、という訳ではありませんが…
ですが、レッスン内容や対応によっては入会していたけど実際受けてみてイメージが違った、満足できなかった…というケースも多いのが事実ですので、いかにお客様の期待通り・それ以上のレッスンを行うかというのを今後の取り組み課題として考えていけたらと思います 。
・子どもが楽しかったかどうか、また来たいかどうか
・親御さんがこの先生に託したいと思うかどうか
この2つをクリアすれば、ほぼ100%入会してくれます。
決して自慢ではありませんが、僕は島村楽器で講師をしていた8年間、全国の島村楽器の講師トップ3の入会率を記録していました。確か90%台だったと思います。その中で意識してきた事をザックリですが2点お伝えします。
①事前情報から大体のレッスンイメージは持っておく(事前情報が少ない場合は次の②に対しての嗅覚が勝負)
②ヒヤリングや少し自由に楽器に触れてもらった序盤の段階で、その子の現段階の性格や長所、その他個性、傾向、音楽性、センスなどを判断し、下記4つの項目を全てではなくても大体イメージ化できる事(イメージせずに流れの中で決まってくる場合もあります)
・30分の間でここまでできるようにしてもらう(時間を広い視野で見ること)
・どこに感動ポイントを持っていくか(このツボやその方法を多く知ってそれが実践できるかどうかが他の教室や先生よりも良い印象を与える最大のポイント)
・終わる時にもっとやりたかったなという気持ちを持たせる方法(若干の不完全燃焼感を与える)
・親御さんの心をどう掴むか(「この先生にうちの子を任せたい」と思わせるテクニック)
体験レッスン序盤でイメージ化したことが実際の進行途中で崩れてしまうこともありますが、それは引き出しを増やしていく中で修正できれば大した問題になりません。
いかに30分間という時間を先生自身が全体的に広い視野で捉え客観的に見れるか、お客様目線で行えるか、他の先生・教室との差をつけれるかがポイントだと思います。
言葉にすると難しく感じるかもしれませんが、やってみるとシンプルに感じてくるかもしれません。
僕も今ではほとんどイメージせずにその場の空気感と今までの経験からくる嗅覚を頼りに流れを決めて体験に挑んでます。
より細かなテクニック(レッスン術、展開作り、話術など)は、先生の個性によっても変わってくるかと思うので、また宜しければ個別でいつでも情報共有できたらなと思います!
今回はザックリなお話でした!